このように本当にごく一部のこの様な事案によって、あたかも実習生制度とは
外国人に対してこの様な扱いをしてもよい制度だという間違った認識を世間に
広めてしまっている。
結果、大半の真っ当に実習生制度を活用している企業が世間より厳しい目を
向けられる事となる。ただし、これはマスコミの報道の仕方による責任が大きいと
感じています。私がニュースを見ていても被害者の実習生達は実習生制度という名目の下
騙されて日本に来てしまい、このような被害にあっているというような印象を受ける。
簡単に言うと実習生制度が悪いから外国人が被害を受けているというように聞こえる。
というか、そう報道している。
おかしくないですか?
実習生制度にも彼らが不利益にならぬよう、厳格なルールが存在しています。
青なら進んでよい、赤なら止まりなさいの信号のルールを日本人が破って
事故があった場合、その(信号の)ルールを非難する人がいますか?
単純にルールや法を守らずいじめをしている企業があり、そこで外国人が被害を
受けているという話ですよね?
そしてそういった事案が出ないように管理するはずの団体もちゃんと管理していなかった
という事ではないのですか?
ちゃんとしたルールがあるのにそのルールを守らなかったのはどちらでしょうか?
仮に被害者が日本人だった場合、叩かれるのは企業ですよね?なのにマスコミは
ルールを破った者(業者)ではなく、ルール(実習生制度)が悪いといいたいのですか?
私はそれこそが外国人への差別だと感じています。私はこの様な実習生制度関連の報道は
どんどんしていって欲しいし、皆さまにも興味をもって頂きたいと思っております。
日本の秩序は海外に比べ、厳格なルールとそれを遵守する国民性から成り立っているもの
だと思っています。ならばそのルールを守らない者に対して大きな声を上げて欲しい。
ルールを守らない日本人はさておき、あたかも制度がそれを許しているかのような
間違った扇動まがいの報道は如何なものでしょうか?