かぐらぎのBlog

実習生を受け入れるに当たって ③

社長は少しでも現場の力になれるようにと実習生受け入れを決断するのですが
現場サイドはそれを面倒事を押し付けられていると受け取っているのです。
こうなると、当然扱いは雑になりますし、また雑に扱われた実習生も
持てる力を発揮してくれるとは到底思えません。
確かに言葉や文化が違うのですから、日本人の新人に教えるのとは
比べ物にならない労力は必要です。実際に教える方は大変だと思います。
しかし、そもそもはスタッフが募集してもこない、すぐ離職してしまうなどで
なかなか定着してくれないという原因があり、実習生受け入れに
舵をきったのではないのでしょうか?
面倒事を押し付けられたと感じながら実習生と接している方は
そもそもなぜ実習生が必要になったのかを考えていないのです。
結果、社長の考えと実際に実習生と働く日本人スタッフとの考えが
一致していないと結局みなが損しかしない状況となってしまいます。
このような事にならないためには、実習生受け入れを決断する時
関係スタッフ全員にその理由、必要性を十分説明し、理解していただき
社長の思いを共有された状態で実習生の受け入れを始める事をお勧めいたします。