あまり知られていないのですが、(というよりこういった事はなぜか報道しないのですが)
日本で働く実習生は、職種にかかわらず必ず検定試験を受けなければなりません。
そしてその検定試験で合格しなければ、そこでリタイア、帰国となってしまいます。
来日1年目と3年目には実技試験と学科試験、
そして実習期間を延長してプラス2年した場合の来日5年目に実技試験が課せられます。
で、この検定試験なのですが、これがなかなかの難易度なのです。
学科試験は日本人でも100点をとるのが難しいんじゃないかと思うくらい
意地悪(むずかしい)な問題や、今使う??って単語が出てきます。(笑)
建築塗装工事を例に上げさせてもらうと、研磨刷り、広葉樹、粒度、微粒化などなど。
日本人なら意味もわかりますし、最悪漢字をニュアンスで感じ取る事ができるのですが
それは外国人には無理です。
研磨刷り=ペーパーあて なのですが、彼らはペーパーあては理解してるのに
研磨刷りは???となってしまいますので✕となってしまします。
この場合、日本語の文章は理解しているのに、単語が分からず✕になってしまうのです。
そして教える私達も、昨今使わない単語など無数にあるので
教えようにも教えようがないのです。
このあたりに関しては、もう少し時代にあった単語を選定して頂きたいものです。