かぐらぎのBlog

実習生制度、特定技能制度をするにあたっての大不満 ⑥ 不公平

家賃の控除の問題点はまだあります。
弊社は現在12名の実習生、特定技能生がいるのに対し、
自己所有物件2つ、賃貸マンションを1つの3物件でまかなっております。
なので、自己所有物件なら5,000円、賃貸マンションなら上限の25,000円を
徴収することは可能なのですが、こんな不公平は許されるのでしょうか?
家に関しては、来日前に企業が用意しなければいけません。
つまり、来日前の実習生の意思では決められないのです。
これでは、自己所有物件の空き状況によっては実習生2名を同時に採用した場合
一人は5,000円、一人は25,000円という状況が生まれかねません。
他にも先輩が25,000円、しかし後輩が5,000円という状況も考えられます。
私はそれこそが不公平だと考えます。
絶対に企業とも実習生同士でもトラブルになります。当たり前ですよね。
なので私はすべての家賃を足して人数で割って申請を試みたこともあるのですが
結果は☓でした。 実習生達が悪い企業に搾取されないため、家賃控除の上限を
設けている事にはなにも文句はありません。むしろ賛成です。
しかし、範囲内におさめているにも関わらず、それが高い安いと言われだすと
自社の社員寮の値段設定までされているようで気分が良くありません。
結局、弊社では皆が平等になるように自社寮でも賃貸マンションでも
一律5,000円の家賃としています。
なんでもかんでも企業が泣けばいいんですか?